《ご予約はお電話で》

090-1212-4189

電話受付:月~土:9:00~19:00

※祝日も通常通り営業しています 

施術中・移動中で電話に出られない場合は、こちらから折り返し連絡を差し上げます 

下記は鍼灸・マッサージ施術について多く寄せられるご質問です。

表示されている以外にご質問がある場合は、お問い合わせフォームからメールにてお問い合わせください。

3営業日以内に、メールでお返事を差し上げます。

 

Q:訪問による鍼灸・マッサージは、歩行困難・寝たきりの方しか受けられないのですか?

A:歩行困難や寝たきりでなくても施術は受けられますのでご安心ください。たとえば、子育てで外出が難しい方・家族の介護で目が離せない方・在宅ワークで忙しい方など、外出がしにくい方にこそ訪問鍼灸・マッサージは喜ばれています。

また外出はできるけれど、これまでご自分に合った鍼灸・マッサージに出会えなかった方にも、脉状診から始める鍼灸・マッサージの良さを実感していただければと思っています。

 

Q:訪問による鍼灸・マッサージで保険適用の対象となる方は、具体的にどんな方ですか?

A:病気にともなって一人でからだを動かせない方、認知症や視覚、内部、精神障害など心身の不調や病気により一人で外出ができない方が対象です。

具体的には次のような方が対象となります。

  ・寝たきりの方

  ・車いすの方

  ・一人でバスや電車に乗れない方

  ・付き添いなしでは外出ができない方

  ・在宅療養中で外出が制限されている方

 

Q:保険適用による鍼灸・マッサージには、なぜ医師の同意書が必要なのですか?

A:保険を利用して鍼灸・マッサージの施術を受ける場合は、厚生労働省の指導によりあらかじめ医師の発行した同意書が必要とされているためです。

 

Q:同意書は、整形外科医に書いてもらわなければいけませんか?

A:厚生労働省の指導では、「同意を求める医師は、原則として当該疾病にかかる主治の医師とすること。」とされています。

これは整形外科医に限定したものではなく、むしろかかりつけ医のお医者様の方が患者様の状況を詳しく把握している場合が多いため、現在通院しているお医者様に記載してもらうという考え方が現実的だと思います。歯科医を除く、他の診療科のかかりつけ医のお医者様にお願いすることをおすすめしています。

 

Q:現在、病院に通院中ですが、鍼灸・マッサージを受けられますか?

A:鍼灸とマッサージでは保険の取り扱いが異なります。

鍼灸の場合は、保険医療機関(病院、診療所など)で同じ病気で治療(投薬・湿布など)を受けている期間は、保険による鍼灸施術は受けられません。たとえば、腰痛症で整形外科にかかっている場合、同時に鍼灸施術を受けることはできません。

また、マッサージの場合は、鍼灸とは異なり病名ではなく症状に対して施術をおこないますので、交通事故の後遺症で整形外科にかかっている場合でも、同意書があれば保険でマッサージの施術を受けることができます。

 

Q:介護保険の枠がいっぱいでも鍼灸・マッサージ施術が受けられますか?

A:鍼灸・マッサージは、病院を受診する時と同じ「医療保険」に該当します。介護保険とは別枠になっているため、すでに介護保険の枠をいっぱいにご利用なさっている方でも、医療保険で鍼灸・マッサージの施術を受けることができます。

 

Q:現在、理学療法士さんの訪問リハビリを受けていますが、同時に受けられますか?

A:理学療法士さんの訪問リハビリは「介護保険」。鍼灸・マッサージは「医療保険」に該当します。介護保険と医療保険はそれぞれ別のシステムですので、訪問リハビリと鍼灸・マッサージの両方を受けることができます。

たとえば、脳卒中後遺症の方の場合、鍼灸・マッサージで筋肉を柔らかくして拘縮を改善し、さらにリハビリで機能回復訓練をおこなうことにより相乗効果が期待できます。

 

Q:過去に薬の副作用でひどい目にあったので、できれば薬を飲まずに症状を改善することはできますか?

A:人間は基本的に、自ら治る力(自然治癒力)を持っています。東洋医学ではこれを“正気”といい、細菌やウイルス、あるいは強い寒さや湿気などからだを悪くするものを“邪気”といいます。東洋医学では病いにかかった人の正気を助け、からだの中の邪気を取り除くことで、病いを治します。

こうした状況の時に役立つのが鍼灸です。気の通り道である経絡上にあるツボに鍼灸施術をおこなうと、まず気がめぐり、そして血がめぐります。気血が正しくめぐれば、正気を助け、邪気を取り除くことができます。そのため鍼は気をめぐらせるのに最も適しており、灸は病いの大きな原因である冷えを取り除くのに絶大な効果を発揮します。こうした鍼灸の理論と手技の使い分けにより、鍼灸施術によって薬を飲まずに症状を改善することが期待できます。

 

Q:多くの症状があるため複数の病院に通っていますが、東洋医学で改善しますか?

A:西洋医学では一度に複数の症状があらわれた場合、個別の症状に応じてさまざまの科を受診するという話をよく聞きます。

たとえば、全身に痛みが走り・力が入らない、トイレに何度も行く・時々お小水をもらす、耳鳴りがする、よく物忘れをするなどの症状は、西洋医学では症状に応じた科での受診が必要とされますが、東洋医学の視点では原因が一つのこともあります。

上記の症状を一例として解釈すると、東洋医学では『冷え(寒邪)』を起因として、全身に痛みを生じ、頻尿になり、冷えを解消するために腎が働き過ぎて弱り、耳鳴り・失禁・物忘れ・力が入らないなどの症状を生じると考えます。こうした症状の場合は、「冷えを取り除き腎を強化する」施術をおこなうことで、これらの症状が徐々に改善することが期待できます。東洋医学では複数の症状は、一つの原因と間違った日常生活の積み重ねから生じることもあると考えます。また、病気は治してもらうものではなく、適切な施術と患者様ご自身の日々の養生が大切であると考え、養生指導にも力を注いでいます。