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●ていねいな問診

問診では、主訴(一番つらい症状)の他に愁訴(その他の気になる症状)と既往症についておうかがいします。主訴と愁訴・既往症は別々のものではなく関連しているため、愁訴・既往症により病気の原因がわかることが多いからです。さらに、睡眠・食欲・大小便・女性の場合は生理についておうかがいします。

たとえば、主訴が腰痛で、愁訴が全身のあちこちが痛むという患者様で、冷たい飲み物を好み、トイレの回数が多く、時々下痢をすることがある方は、冷え(寒邪)が原因と推測できます。

 

●からだ全体を診る脉状診(みゃくじょうしん)
脉状診写真

従来の日本鍼灸の主流であった六部定位脉診は、経絡の選定には優れているものの、病いの原因はわかりませんでした。私はその後、中国伝統医学の流れをくむ『脉状診(井上式人迎気口診)』を復活・再構築された故井上雅文先生に出会い『脉状診』を学び・研究を重ねて、現在の臨床に活かしています。『脉状診』は脈状の変化を細やかに診ていくことで、病いの原因を見極め、治療に最適なツボを見つけられるのが大きな特徴です。また、脈の変化や状態によっては将来かかると思われる病いをある程度予測することが可能なため、脳卒中の予防など未病治に役立てることができます。

 

●刺さない鍼(はり)
てい鍼写真

鍼の施術にあたっては、脈状にあらわれているからだの状況やさまざまな症状により、鍼を使いわけています。脈をととのえる本治法は、先の丸い純金製や純銀製のてい鍼を使用して、肌に触れるだけで気血をめぐらせる手法です。鍼師高橋は自身の求める気血をめぐらせる治療を研究した結果「刺さない鍼」にこだわった施術をおこなっています。一般的な鍼治療では、刺す時の痛みや、鍼の数の多さに驚かれる方も多かったと思いますが、「刺さない鍼」は鍼がはじめての方はもちろんお子様から高齢者の方々にも安心して施術をお受けいただけます。

 

●熱くないお灸
知熱灸写真

お灸の手法としては、『井上式治熱灸』を採り入れています。これは、古くからあるすべてを燃やすお灸(点灸)とは違い、患者様が温かさを感じた瞬間にすぐにお灸を取り除く技法です。肌にお灸の痕が残る心配がないので、女性の方も安心してお受けいただけます。

鍼師高橋ではあえて大きめのモグサを用いるため、従来のお灸よりも熱量が多くからだを温める効果に優れています。

 

●経験を生かしたマッサージ

鍼師高橋は、独立する以前は整骨院に勤務し、その6年間で延べ10,000人以上の方にマッサージをおこなってきました。さらに、古典鍼灸研究会で30年以上にわたりツボの研究を重ねてきました。

こうした経験を生かして鍼師高橋のマッサージは、患者様が不調を訴えている部位だけの施術ではなく、トリガーポイント拮抗筋やツボの知識を融合した施術をおこなうのが特徴です。慰安的なマッサージではなく、真に治療に値するマッサージをお届けしています。

 

●養生指導
養生指導写真

鍼灸・マッサージの施術により改善した症状は、患者様の日常生活の何気ない動作やクセなどで、再び症状を引き寄せることがあります。施術後の良い状態を継続していくうえで重要な衣食住の知恵を、そしてお一人おひとりの脈状に応じた病気との向き合い方を具体的に指導しています。なるべく良好な状態を持続することはもちろん、患者様がご自分のからだについて何に気をつければ良いかを知ることで、より健康的な生活を送ることができます。